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CNNと駅100周年

2013年02月15日

広い駅待合室は深夜にもかかわらず、人であふれていた。
酔っ払い、カネをせびる男、チラチラこちらを伺う輩。
「参ったな、こりゃ。無事ではすまないかも……」。
突然、長いあごひげ、サングラスにテンガロンハットの大男が2人。
待合室で「怪しいふるまい」をしていた男を、有無を言わさず蹴り上げ外に引きずり出して行った。

20年以上前、ブダペスト東駅での思い出。
ルーマニアのブラショフという町に行くため、夜行列車を待っていたのだ。
あとで知ったのだが、テンガロンハットの男たちは、駅構内警備のため雇われたガードマンだったらしい。
いまは、この駅も格段に治安が良くなっているはずだ。

駅では、「待つ」という時間が生じる。
一方、大都市の駅では大量の人々が激しく行き交うので、どうしても刺激を受ける場所になる。
例えこちらが、ぼーっとしていても。
駅に行けば、何かおもしろいことが起きてくれそうな気がする。

私の好きな駅はニューヨークのグランドセントラル。
観光客として立ち寄ったことがあるだけなので偉そうなことは言えないが、行くととても心地よい。
プラネタリウムのような青い天井ドームが大きくて美しい。床は大理石らしい。
加えて、地下のフードコートで食べたホットドッグが美味しかった。
これは、その時空腹だっただけかもしれないが……。

すいません。この駅にはもっと深くて重い歴史が隠されています。
CNN.co.jp掲載の「NYグランドセントラル駅、100年の歴史を振り返る」 を読んでいただければわかります。
大統領脱出用列車のエピソードは秀逸です。

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iPhoneとiPadで、アプリを使ってCNN日本語ニュースが読めるようになったということですね。
よろしくお願いします。

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