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尼崎センタープール前駅

2013年05月02日

幼い頃、阪神沿線の尼崎に住んでいた。
最寄りの駅は阪神電鉄の「尼崎センタープール前駅」。
いまは、「日本一長い駅名」を誇る駅が次々現れて下位に沈んでいる。
が、かつては日本一長かった。小学生向け学習雑誌などでも紹介されていた記憶がある。

「いいのかな?」と思った。
というのは、「センタープール」とは「競艇場」のことだもの。
わざわざ意味のわかりにくい、そして長い言葉を使って「日本一」とは、どうなのか?
子どもとしても釈然としないものがあった。
「モータープール」と勘違いしていた大人もいた。

そこで、いま日本一長い駅名は?
なんて質問は、鉄道クイズとして芸がないですね。
このほど発売された「鉄道クイズシリーズ 駅Q」(実業之日本社)は、趣を異にした駅テツ系クイズ本。

例えば、
【質問=スポーツ施設にちなんだ駅名がいくつかあります。
次のうち、駅名でお目にかかることのないのはどれでしょう?
選択肢=1.ゴルフ場 2.サッカースタジアム 3.スキー場 4.テニス場 5.プール】

スポーツ施設とはいえないが、とりあえず私は「5」にはお目にかかっている。

著者は冨田行一。AIが運営する「鉄道コム」のスタッフでもある。
こんな本が書けちゃうんだから、彼の頭、あるいはパソコンには尋常ならざる鉄道知識、駅知識が詰め込まれているのだろう。
しかも、整理されて。

先日、NHKの歌謡番組を見ていたら、小林旭が「恋の山手線」を歌っていた。
有名な「自動車ショー歌」の山手線駅名バージョンみたいな歌。
同じく山手線駅名を盛り込んだものに、四代目柳亭痴楽の名調子「恋の山手線」もある。
大スターや落語界の人気師匠も駅名のお世話になっていたのだ。

「鉄道コム」には「駅つなゲー」という駅名をつないでいくゲームがある。
手軽に楽しく「駅名力」を試すことができる。
一度挑戦してみてください。

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