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トンデモケータイ

2013年06月18日

以前、飲み会で中国の研究者がこう言った。
「私、初めて日本に来た時、日本は、なんて中国に友好的な国なんだろうと思いましたよ。」
「え、なんで?」
「だって、日本には中日新聞っていう大きな新聞社があるんですから……。」

これは多分、彼の飲み会ネタだろう。
笑っているだけではつまらないので、
とりあえず「日本には中国新聞という新聞社もありますよ」と言っておいた。
いうまでもなく、中日新聞も中国新聞も日本の立派な新聞社。
酒席の話題に使ってすいません。

AIがある神田神保町は、中華料理店の多い街でもある。
何かというと、ランチは中華、宴会も中華。
うまくて値段はリーズナブル。
おかげで、寧波の家庭料理には少し強くなった。

だが、昨今の日中関係である。
中国とは何か?もっと知りたいと思う。
「生揚げピーマン」を食しているだけでは、わからない。

CNETに「中国トンデモケータイ図鑑」というシリーズがある。
「トンデモ」というと、いかにもトンデモない製品を作っているように思うが(ある意味トンデモないが…)、ただ、それだけではない。
中国の人々の技術に対する貪欲さに感心してしまう。

最近の同図鑑に登場したのは「皮ケータイ」
iPhoneに被せるカバー自体も携帯になっており、それだけで携帯を2台持っていることになる。
この携帯付きカバーがいわゆる「皮ケータイ」。
どうです?便利でしょう。

このほか、シャチョーのためのCEOスマホ、青春時代を思い出させてくれるラジカセスマホ……などなど。
トンデモケータイ図鑑では、トンデモな製品が次々と紹介される。
中国の技術のすそ野は広い。
そして、思いついたらすぐ開発→製品化。
軽快にして大胆な発想。恐るべし中国。

中国とは何か?
もちろん、中華料理とトンデモケータイだけでは理解できない。
「グリーン・デスティニー」の中国もいいが、これもやっぱり1つの側面でしかないんでしょうね。

※グリーン・デスティニーは中国のチャンバラ映画。
アン・リー監督。チョウ・ユンファやチャン・ツィイーが出演している。

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