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半沢直樹だ!

2013年10月09日

TBSで放送した「半沢直樹」がすごい視聴率だったので、とりあえずその話題にのってみたいのだが……。

ZDNetですでに取り上げられていた。
ループス斉藤徹氏の「数字か人か――現代ビジネスを揺さぶる核心」
「半沢直樹」に登場する大和田常務を「マクロ視点=科学的管理法」を体現する人物、
半沢直樹を「ミクロ視点=人間関係論」の代表者として、独自のストーリーも織り込みながら、
マネジメントのあり方をわかりやすく分析していた。

なので、私は「半沢直樹」を別の側面から論じる。
いや、論じるなんて大層なもんじゃない。単にドラマの印象。

半沢直樹は「土下座」が多いですね。
半沢直樹のクライマックスは「土下座」。
上司は「お前が○○できたら、土下座してやる」と言わなくてもいいことを言うし、
直樹は「さあ、約束を守ってもらいましょう」みたいな、絶対許さない感じで迫る。
いまの日本で、こんなに土下座やってる?
確かに「逆立ち」は、この年になるとちょっと無理だけど。

「半沢直樹」というドラマが痛快さに欠けるのは、土下座がメインになるからじゃないのかな。
あのドラマを痛快だと思っている人がいるなら、ごめんなさい。
「10倍返しだ」とか言っている分には、どうせ口先だからいいんだけれど……。

クリント・イーストウッドの「アウトロー」という映画は、南北戦争の最中、北軍のゲリラ部隊に妻子を殺された男の復讐ドラマ。
主人公は仇(かたき)を追い詰める。追い詰めた末、殺さない。
「戦争は終わったんだよ」と言われ、去って行く。
痛快じゃない。別の意味で。
痛快じゃないけど、こっちの方がいい。

半沢直樹で散々土下座を見た後、
AIのスタッフから紹介されたirisというグループの「YOUR FRIENDSHIP MEANS SO MUCH TO ME」というCDを聴いた。
とても、さわやかなインストゥルメンタルの曲が並び、心が落ち着く。

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