紺屋の白袴
2015年01月23日
「紺屋(こうや)の白袴(しろばかま)」という古いことわざがあります。ふだん耳にすることは、おそらくないでしょう。
「紺屋」とは藍染めをする染物屋さんのこと。お客さんが持ち込んだ仕立てたばかりの白い衣服を注文に応じて染めあげる商売です。そういう仕事をしているのに、自分自身の袴(はかま)は染める暇がなくて白いままということです。
「大辞林」(三省堂)によれば、「専門としていることについて、それが自分の身に及ぶ場合には、かえって顧みないものであるというたとえ」という意味になります。
今、朝日インタラクティブでは、「名刺情報管理」「交通系ICカードの乗車履歴を利用した交通費精算申請」といった日常業務を効率化できるクラウドサービスの導入を立て続けに進めようとしています。
すでに導入されている企業の方々からすれば、「えっ!今ごろ」と驚かれるかもしれませんが、そこは、まさに「紺屋の白袴」でした。
また、創立から5年を迎え、社内システムのサーバー更新のタイミングに合わせて、仮想基盤の導入も進めています。
これまで、CNET Japan、ZDNet Japanでは、ビジネス上の日常業務を効率化するさまざまなツールを紹介し、仮想基盤についてもさまざまなニュースをお届けしてきました。
今後は、自らの体験も踏まえて、さらに深くて多角的な情報をお届けしていくことができると思います。 (相楽)