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メディアの励みになるものは…

2016年05月13日

 5月の連休中、メディアを舞台にした映画を2本見ました。

 1本は、今年のアカデミー賞作品賞、脚本賞に輝いた「スポットライト 世紀のスクープ」。もう1本は、「アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち」。ともに実話に基づいた作品です。

 メディアで働いている者にとって、強く印象に残るシーンがありました。

 「スポットライト」では、神父による児童虐待をカトリック教会が組織ぐるみで隠ぺいしてきたことをスクープしたボストン・グローブの紙面が発行された朝、編集部に殺到した、さらなる情報提供の電話への応対に追われる記者たちの達成感、充足感に満ちた様子です。

 「アイヒマン・ショー」では、ナチスのユダヤ人虐殺(ホロコースト)の中心にいた人物の裁判のテレビ放映を実現したスタッフたちを待っていたのは、世界37ヵ国で視聴した多くの人々に巻き起こした大反響でした。さまざまな障害を乗り越えてきた労苦が一挙に報われます。

 メディアで働く者にとって、読者、ユーザーからの反響が、なんといっても最大の励みになるということをあらためて感じました。

 歴史を揺るがす深刻なテーマとは、ずいぶんかけ離れていますので、けっして比べるわけではありませんが、CNET Japanで連休中に始めた新連載に反響をいただいています。

 まず、 大型のインタビュー企画をスタートさせました。第1弾は、サイバーエージェント創業者の藤田晋氏です。事業組織ライフスタイルについて、たっぷり語っていただきました。読み応えがあります。

 「ビジネスパーソンの『スマホ画面』」の第1回は編集部の編集記者のスマホ画面の紹介でしたが、今後、気になるビジネスパーソンのスマホ画面を次々に紹介していけたらと思います。効率よく仕事をこなしていくために、どんな工夫があるのでしょうか。

 好評いただいている「編集記者のアンテナ」コーナーに掲載した「ゆとり記者の古モノ修理記」は、デジタル世代の記者がフィルムカメラの修理に挑戦した体験記です。今後も若い記者たちに一世代、二世代前の「モノ」に実際に触れてみた体験記を綴っていってもらう予定です。

 テーマの大小を問わず、記事への反響は編集記者を励ます糧です。より多くの良い反響が得られるコンテンツを増やす努力を続けていきたいと思います。 (相楽)

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