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BI導入・活用のコツ

2016年06月17日

 「セルフサービスBIセミナー」(http://japan.zdnet.com/info/event/bi/201606/)を6月16日に開催しました。たいへん大勢の方々にご来場いただきました。

 「データウェアハウス(DWH)」とか「ビジネスインテリジェンス(BI)」という言葉を聞くと、かなりてこずった記憶がよみがえります。

 新聞社でシステム更新のプロジェクトに携わっていた際、グループウェアやエクセルファイルなどで、部門ごとにタコツボ状態で管理されていた業務データを共通基盤としてのDWHに集約していったり、さらに数年後には、BIツールを導入して、必要な業務データをより有効に活用できるようにしたりという取り組みを進めました。

 システム部門からの提案で始めたのですが、「DWHとは?」「BIとは?」、その導入メリットは何なのかをユーザー部門や役員にわかりやすく説明するという最初の一歩から四苦八苦しました。

 当時は、業務データといっても売上など、ごく基礎的なものだったのですが、いまやビックデータの時代。顧客の行動履歴やSNS上で流れる評価などなど、業務データの種類も量も幾何級数的に増えています。

 基調講演をしていただいた株式会社アイ・ティ・アールのプリンシパル・アナリスト生熊清司氏から、豊富な業務データを活かしきれていない企業が多いという現実と活かしていくためのポイントをわかりやすく解説していただきました。

 たいへん参考になったのは、現場での実際の体験報告です。

 特別講演で、キリン株式会社CSV本部デジタルマーケティング部の丹羽靖彦氏、戸川健司氏、株式会社セガホールディングスIT本部CRMソリューション企画推進部の小島雄一郎氏にユーザー企業の取り組みをご紹介していただきました。

 「難しい統計学的分析よりも、今何が起きているのか、何が効果があるのかをみていく小さな積み重ねから始める」「現場のニーズを聴き、現状の分析を丁寧にして、現場と一緒に動く」……、BIツール導入の最前線で取り組まれた経験に裏打ちされた一言一言に強い説得力を感じました。

 かつて、DWHやBIツール導入でドタバタしていた頃に、こういうアドバイスを聞くことができたら良かったなという思いもしました。

 膨大な業務データを経営に活かしていくために、何をすれば良いのか。数多くのヒントを得られたセミナーでした。 (相楽)

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