経営データの視覚化
2017年04月26日
年度末から、予算・決算の作業に追われていました。
社員向けに、親会社をはじめとする関係者向けに、予算案や決算を説明するためのさまざまな資料を作成します。
経営状況を表すいろいろな数字をエクセル表にまとめ、それが一目でわかるようなグラフを工夫していくという作業にけっこう時間がかかります。
しかし、この作業を通じて、経営上課題が、自分の頭の中ですっきりと整理され、しっかり把握できます。
ダラダラ文章を書いて説明しているよりも、グラフひとつで、「ここが問題」「まず手を打つべきはこの点」といったことが、不思議なくらいによく見えてきます。とくに、データの数年間の推移をたどったグラフは説得力があると感じます。
経営支援や営業支援のツールには、さまざまなデータをグラフに、チャートに、マップに…と、ビジュアライズ(視覚化)する機能が充実しています。
私の場合は、エクセルのグラフ作成機能でまったく十分ですが、データの視覚化というのは、課題を整理し問題点を把握するという作業にとって、重要な要素だということをあらためて実感しています。
おかげで、今期に取り組むべき課題はしっかり整理できたつもりです。さあ、実行です。 (相楽)