クラウドサービスの夏季集中講座
2017年07月31日
AWS(アマゾン ウェブ サービス)について、6月28日から7月26日まで5週間にわたって5回連続のセミナーを開催しました。
「セキュリティ」「IoT」「Enterprise Migration」「ビッグデータ」「データベース」が各回のテーマでした。
各テーマとも、ユーザー企業の実務担当者が、どんな課題解決のためにクラウドサービスをどう導入し、どのように活用しているかということを実体験に基づいてわかりやすく話していただきました。
梅雨が明けた猛暑の中、セミナー会場にせっせ通っていると、高校や大学の受験で、予備校の夏季講習に通った日々をふと思い出したりもしました。
新しいビジネスを展開するシステムをクラウドに構築するのは、ごくあたりまえのことになっています。オンプレミスで構築・運用してきた基幹システムをクラウドに移行する事例も多くなっています。
一方、IT基盤の最適化のためクラウドとオンプレミスを使い分けようという動きも出ています。7月11日に開いた「Hybrid ITセミナー」では、ローソンでの取組みを事例にして、ITプラットフォームの適材適所を追求していくためには、ビジネスとデジタルの両方の視点を持った「目利き」ができる人材育成が必要という指摘をうかがいました。
それぞれのセミナーを通じて、クラウドサービスの「今」を多角的に学ぶことができました。真夏の集中的な勉強は、いずれ実になると期待しています。 (相楽)