CMOアワードは勉強になります
2017年12月05日
11月29日に「CNET Japan CMO Award & CNET Japan Conference 2017 AI時代に再考するデータドリブンマーケティング」を開催しました。
CMO Awardで今年、表彰させていただいたのは、株式会社横浜銀行の加藤毅・総合企画部担当部長と株式会社ワコールの猪熊敏博・執行役員総合企画室広報宣伝部長です。
今年は協賛いただいた株式会社PR TIMES社から、カルビー株式会社の野原和歌・コーポレートコミュニケーション本部広報部広報課長にPR TIMES賞を贈らせていただきました。
表彰式の後、受賞者の方々にパネルディスカッションにご登壇いただきました。
横浜銀行では融資先企業や預金者のさまざまなイベントに応じたサービスを提供できるよう、ベテランの担当者のノウハウと顧客データを活用して、お客さまの必要なときに必要なサービスを案内する取り組みをされています。
ワコールは、小売店を介した卸売が主になっていますが、それでもさまざまなチャンネルを通じて、お客さまのデータを集め、お客さまの欲しいものが欲しいときにきちんと見つけられるようにするためのさまざまな試みを重ねられています。
カルビーが全国47都道府県庁の協力を得て展開中の「♥JPNラブジャパンプロジェクト」のお話もたいへん面白くうかがいました。社内各部門を巻き込んで協力を取り付けていったことが、プロジェクトの飛躍の秘訣だったようです。
回を重ねて、CMO Awardは今年で5回目の開催になります。毎回、受賞されたみなさまのお話をうかがうえることが、このうえなく有意義に感じています。
お客さまのさまざまなデータをどう集めて、それをさらなる顧客満足向上や商品開発にどう活かしていくか。汗を流して取り組んだ人でなければ、わからないご苦労話は、自分の仕事の仕方や今後のビジネスの進め方を考えるうえで、たいへん参考になります。
来年はどんな企業の方のお話をうかがうことができるでしょうか。今から楽しみです。 (相楽)