AI、とは
2012年10月11日
「社長」と書いたプレートをつけているわけでもないので、名乗らなければ社長とは見てくれないだろう。
別に謙遜しているわけではない。世の中の社長さんの多くも、そうでしょう。
一見して社長とわかるオーラを出している人。そういう人がいたら、それはスゴいことなんでしょうね。私は特に出してはいない。
縁あって朝日インタラクティブ(私たちはAIと呼ぶことが多い)の社長・CEOをさせてもらっている。
AIは若い会社で、私からすると社員の平均年齢も若い。
私は一番年が上で、そして「社長」である。
年上の社長の私が社内でよく言っているのは、「意味を考えろ」ということ。
その一点張りと言ってもいいぐらい。
意味とは?
仕事の意味、ビジネスの意味、取材の意味、AIの意味、自分の存在の意味、人間関係の意味……、このほか恋愛関係の意味なんかも。
「意味なんか考えても同じだよ」という人も、たくさんいるだろう。
でも私は「考えたほうが、いいんじゃないの」という側に立つ。
考えながら、いろんなことに向き合ったほうが、いろんなことを充実させることができますよ、って感じです。
「意味を見つける」のは大変だけど、「意味を考える」のは割と簡単ではないですか?
答えはすぐに見つからないが、スタートはできるという「意味」で。
あと、少し尖がったところと、遊び心を大切にしたいですね、AIは。
「風月」というからには、季節感がないといけない。
いまは秋、2012年度下期に入っている。