世の中に「季節感」が増している、と思う。
節分が終わったら、すぐにバレンタインデーで、ひな祭りがあって、続いてホワイトデーだろう。
まだ、何かあったかもしれない。
少し前の話題になるが、節分では「恵方巻き」を食べることになっている。
この恵方巻き、関西発祥とのこと。
私は関西出身で、確かに節分に太巻やイワシを食べたことはある。
ただ、「恵方」という言葉を知らなかった。
ある一定の方角を向いて、黙って太巻きを食べるという風習も知らなかった。
知らなくても、味が変わるわけではない。太巻きは好きだ。
コンビニかな、と思う。
コンビニが率先して、季節の催し物に合った商品を売り出してきたような印象を受ける。
四季折々のさまざまな出来事に敏感になるのは結構なこと。
平板に陥りやすい日常に、健全な刺激となるような気がする。
おまけに消費が刺激されれば、さらに良い。
AIは季節感を大事にする企業なので、先日、神田小川町の「雪だるまフェア」に参加した。
地元密着も狙っている。
2年連続で雪だるまのコンテストに挑んだ。
昨年はすべての賞を逃し、今年は万全の態勢で臨んだ、はず。
昨年は「朝日インタラクティブ」名で出展した。工夫がなかった。
今年は「AIワンダーガールズ」。
「ガールズ」感を出したほうが、点数が上がるのではないかと考えた。
Ziddy(ZDNet Japanのキャラクター)の雪だるまも昨年よりしっかりできた。
AIのスタッフも汗かいた。
結果、今年も賞を逃す。
AIの某役員いわく「社長、小手先でなんとかしようと考え過ぎてるんですよ」。
名前だけ工夫してもダメ。もっと本質的なチャレンジをしなければ、というわけだ。
なるほどね。
AIの雪だるまスタッフは、来年に向けチャレンジングな構想を練り始めている。