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モノのインターネット

2014年01月23日

2014年のキーワードは、「モノのインターネット」になりそうだ。
以前からの概念ではあるのだが、ここのところ急に脚光を浴び始めた。

モノのインターネット。
どう思います?日本語の言葉としては、もうひとつ切れに欠けません?
が、「Internet of things」あるいは略して「IoT」などと横文字にすれば、それなりに響く。で、可能性は広大だ。

PC、タブレット、スマホといったデジタルデバイスにとらわれない、モノそのものがデバイスとなる、創造的なデジタルの世界への提案。
ZDNetでは「モノのインターネットの衝撃」という特集を組んでいる。CNETもいくつかの記事で焦点を当てている。
そこでは情報自体が動き出す。有機的につながり、判断し、何かが生まれる。
新たな世界が拓かれようとしている。

かたや、新たな世界を切り拓くことができなかった人たちもいる。
神田小川町雪だるまフェア(1月18・19日開催)に参加したAIの面々。
今年は、15周年を迎えた鉄道コムとコラボ。AI雪だるまの恒例となったZDNetのキャラクター 「Ziddyちゃん」を、新幹線に乗せるという画期的なデザインで挑戦することになった。

制作時から道行く人々から「まあ、かわいい!」と言われ、子どもたちからは「あっ、ネコちゃんだ!」「新幹線があるよ」と喚声があがった(実はZiddyはクマ。正しく「クマちゃんだ」と言った子どももいる)。

これまでにない手ごたえを感じながら、私は入賞に向けて受賞コメントの予定稿を作成した。
だが、19日の表彰式でAIの名前が呼ばれることはなかったのである。

新しい世界にまったく踏み込めなかったのかというと、そうではない。
得票数にして24作品中18位。昨年はビリから2番目だから、着実に順位は上がっている。雪像のZiddyは、まっすぐに未来を見つめているのだ。

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