「百読」は「一視聴」にしかず
2015年06月05日
ビジネスマンが営業先で、タブレットの画面をお客さまに見せながら、商談を進めるという光景は、すでに珍しくはないでしょう。スマホで社内メールやスケジュールや社内データなどをチェックするというのもごく普通のことでしょう。
3日に神田神保町で開催した「エンタープライズモバイルセミナー モバイル活用がもたらす圧倒的な競争力」では、ビジネスシーンに広がるモバイルデバイスが、仕事のスタイルをどう変えているか、社員のデバイスを安全に確実に管理するにはどうすべきか、これからのいっそう活用に向けて、示唆にあふれたお話を聞くことができました。
特別講演では、NTTドコモ法人事業部の松木彰・法人ビジネス戦略部長から、モバイルデバイス活用の実例紹介をしていただきました。救急医療の現場で、モバイルデバイスならではの威力を発揮したチーム医療の実例が非常に印象的でした。
また、NTTドコモ社内の「事務連絡」をニュース番組仕立ての動画リポートにして、社員に周知・徹底しているというご紹介には驚かされました。
たしかに、社内の事務連絡は、紙で配布されるにしてもメールで送られるにしても、文字ばかりで、しかも分量が多いと、すぐに読もうという気になりません。
ニュース仕立ての動画なら、見るのが楽しみになりますし、内容も強く印象に残るでしょう。
「百聞は一見にしかず」といいますが、それをさらに上回る効果がありそうです。勉強になりました。 (相楽)