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地味だけれど重いテーマ

2015年09月24日

 ニュースの見出しに「漏えい」という文字が頻繁に出るようになって久しいです。企業の情報セキュリティ担当者やリスク管理担当者にとっては、そのたびにドキッとさせられることでしょう。

 IDとパスワードを盗んだ「なりすまし」対策だけではなく、悪意を持った企業内部の人間の犯行に対してまで対策をとらなければならないとなると、担当者は気の休まるときがないのではないかと思います。

 9月16日に「ZDNet Japan 認証セキュリティセミナー 限界に達した、今ある認証--知らぬ間に直面している『危険と限界』を検証する」を開催しました。パスワード認証の現状と今後を大きく概観する、HASHコンサルティング株式会社の徳丸浩代表取締役社長の基調講演から、株式会社ディアイティ クラウドセキュリティ研究所の河野省二所長のWindows10とクラウド環境下での理想的なID管理を紹介する特別講演まで、長時間のセミナーでした。その最初から最後まで、熱心にメモをとりながら聴いておられる方がたいへん多いことに驚きました。

 認証セキュリティは、非常に地味なテーマですが、企業の担当者にとっては、非常に重い課題だということをセミナーに参加された方々の真剣さから、あらためて教えられた思いがします。 (相楽)

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