登壇の顔ぶれが多彩に
2018年10月19日
「不動産テックカンファレンス2018 ~加速する業界変革~」を10月4日に開催しました。不動産テックのセミナーは今年で3回目になります。
セミナーの回を重ねるごとに、ご登壇いただく方々が多彩になっています。
不動産テックというと、狭義では土地や建物の売買、賃貸や部屋の賃貸に関連したテクノロジというイメージでしたが、その領域はどんどん広がっています。
Keynote講演のトップバッターとしてご登壇いただいた、パナソニック株式会社の荒川剛氏からは、同社が神奈川県内の工場跡地活用で進める官民一体のまちづくりプロジェクトについて伺いました。
クックパッドといえば、料理のレシピサービスと思うのですが、同社の福崎康平氏、佐藤研輔氏からは、料理に必要な生鮮材料のデリバリーの仕組みづくりが、新しい街づくりにもつながるという、たいへん興味深いお話をうかがいました。
住宅ローンや不動産取引の分野で、ブロックチェーンなどの金融テクノロジ活用も講演のテーマになりました。
人口減少によって深刻化が進んでいる空き家問題について、Airbnb Japan株式会社の長田英知氏から、活用の提案をお聴きしたのも印象的でした。
不動産分野に限らず、ITによる変革の大きな流れは、さまざまな分野で加速していると思います。最新の動向をしっかりウォッチしていきたいと思います。 (相楽)